今日は伸び放題だった髪をやっとこさカット。実は自分東京に出てきてからずっと髪を伸ばそうと努力してきたんです。とりあえず先輩たちに追いつくには自分の貫目を上げようと、そのためには外見から。大学生っぽい服装は辞めて、ジャケットを。ジーパンをやめて綿パンに。実力が追いつかなかったんで外見から入ろうとしたんですね。しかし、最近気づいた。自分を背伸びさせることで自分のよさをずっとスポイルさせてきたことに。この仕事、やはり自分らしさを出して何ぼなんです。人まねで背伸びして、何とか番組つくろうなんて甘かった。平均点で万人受けをする番組を作ろうとしても結局少しも面白くないんですよね。今回のロケでカメラマンに言われたんですが、おまえは何のために番組を作るのかと。言葉に詰まりました。彼いわく、俺は一握りの人に満足してもらえる番組を作ると。しいて言えば女房に満足してもらえればそれでいいと。然り。僕は何を見ていたんだ。田舎から東京に出てきて背伸びして外見から入って何をしていたんだと。ありのままの自分で突っ込めばいい。それが自分なのだから。ってなことで、きりました。髪、ばっさりと。シャンプーすげーらくちんです。一歩階段を下りた気がします。